最近、音声入力に挑戦している。
iPhoneの入力画面のキーボードの右下にあるマイクのアイコンをクリックしてから話すと画面に文字として表示される。初めは恐る恐るゆっくりはっきり発音していたが、徐々にスピードをあげていくと、通常の会話のスピードでも余裕で聞き取ってくれるという優秀さ。固有名詞などでは自分の滑舌の不明瞭さがバレてしまい、意外な表示に苦笑いをしたり。それでも汎用性のある単語などはスマートに私の滑舌の悪さをカバーして自動修正してくれたりする。恐るべし。延々と話し続けることはできないが、感覚としては逐次通訳のように適度にポーズを取りながら話していくことに慣れれば、手入力よりもずっと早く文章が書けるようになる、きっと。
速度で言えば早い順に音声入力>手入力>手書きとなる。速度によって思考の回路や特徴は変わるのだろうか。
例えば移動について考えてみると、早い順に飛行機>電車>車>自転車>ランニング>歩行になるだろうが、(場合によっては車の移動の方が電車よりも早いこともあるかもしれない)それぞれ見える景色も気付きのポイントも変わってくる。
同じようにアウトプットの速度によって思いつくことや考えのまとまりなど、特徴も変わるのかもしれない。これはもう少し実験をしてみたくなる。